INTERVIEW.11

○RAFT

松永 康宏

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株式会社 太陽ホームズ
代表取締役

德山 亨

Toru Tokuyama

INTERVIEW.11

德山 亨

株式会社 太陽ホームズ
代表取締役

理念や不動産事業にかける想いを汲み取り
提案してもらったデザインは、私の理想そのものでした。

太陽ホームズ(太陽HOME'S)様は、主に大阪市内南部(東住吉区・平野区・住吉区・阿倍野区など)を中心に、こだわりを形にする住まいづくり(新築戸建)をはじめとして、分譲地の企画開発、中古戸建や中古マンションのリフォームなど、お客様のライフスタイルに合わせた住まいづくりを行っています。設計を担当する建築士が現場監理に直接携わり「設計」と「施工」を一体的に監理することで、安全基準を完全に満たした家づくりをお約束し、お客様一人ひとりのご要望に合わせた柔軟な対応で高い評価を得ていらっしゃいます。

#01 ラフトと出逢ったきっかけ

ー まずは、2社の出逢いのきっかけからお話しください。

德山様3年程前に、お付き合いのある社長様とのつながりで、食事の席で顔を合わせたのが最初の出逢いでした。

松永ラフトにとっても、非常にお世話になっている社長との食事会ですね。

德山様その後も何度か食事を一緒にする機会があって交流を深めました。そこで滲み出てくる松永さんの人柄や建築に対する想いに惚れ込み「いつか自社ビルを建てるときが来たらラフトさんに依頼したい」と温めていたんです。私が尊敬している人たちがその仕事ぶりを認めているので、自然とそう思うようになっていました。

松永今回の太陽ホームズ様のオフィスビル設計は、本当に人と人のつながりを感じる仕事でした。
施工会社も私からご紹介させていただいたのですが、色々と候補を考えた中で「太陽ホームズ」という社名から、ふと太陽建設様という建設会社のことを思い浮かべ、お声がけさせていただいたんです。すると、なんと太陽建設の社長様が德山様とお知り合いだったとかで。

德山様太陽建設様は私が独立前に働いていた企業とお取引があって、社長様には非常にお世話になっていました。そうした過去の経験から「太陽」というフレーズが心に残り、創業時に社名に取り入れています。
お世話になった方に、私がこうしてオフィスビルを建てられるまでになったと知ってもらって、これまでの道のりと努力をお伝えできたような、何とも嬉しい気持ちになりました。

松永人とのご縁というのは不思議で、素晴らしいものですよね。

德山様今回ラフトさんにお願いするときも、「松永さんは忙しそうだから難しいかな」と思っていましたが、「德山社長のためなら!」と言ってもらえて…。仕事でもそういった男気のようなものが感じられると、胸に沁みますね。

#02 ラフトの仕事に対する評価

ー ラフトの仕事ぶりに対する評価をお聞かせください。

德山様建物のデザインについては、松永さんに色々とアイデアがあるということで、まずは私からは何も伝えずにプランを提案してもらいました。それを見ると、温かみがあって、ご家族がマイホームについて考えるときの明るい気持ちがよく表現された、まさに私が理想とするデザインだったんです。まるで事前に申し合わせたかのようでした。
日頃の会話から、私の趣味嗜好や事業にかける思いを汲んでくれていたんだと気づき、感動したのを覚えています。

松永德山様からは、前回の本社ビルを建てたときのお話も聞かせていただいていました。「もっとこうしたかった」と思われているのだろうなというポイントも理解できていましたし、どのような建物なら喜んでいただけるかと、話すごとに想像力が掻き立てられました。
木製のルーバーや波をイメージしたデザイン、南国風の植栽など、細部までお好みに合わせて設計したつもりです。

德山様この床材も良いんですよね。一般的なマンションとかオフィスで使用するものと違って、無垢のような温かさがあるといいますか。家庭的な雰囲気で、来社していただいたお客様からの評判も上々です。

松永これは特殊なウレタン塗装を施していて、塗装特有のテカテカした光沢がないんですよ。さらに複合フローリングなので、傷がついても一番上の層を削れば綺麗な状態に戻せます。だから土足でも大丈夫です。
住宅会社様なので、オフィスにもモデルルーム的な役割があります。そのため戸建て住宅の室内のような雰囲気が出せるよう、素材は厳選しました。

德山様実際に新しいオフィスビルに移ってから「商談から成約までのスピードが速くなった」と現場のスタッフも言っているんです。このオフィスをお客様に見てもらうことで、「良い家をつくってもらえるんだ」という安心感や信頼につながるからだと思います。

松永本当ですか!そのように、建物が事業のお役に立っていると聞けるのは何より嬉しいです。

德山様さらに細かなところでいうと、ラフトさんはこちらの使い勝手を考えて設計をしてくださるところも良いですね。
例えば当社ではまだまだ紙の書類を扱うことも多くて、たっぷりと収納を取ってもらったことで本当に助かっています。最初は「こんなに収納が必要なのかな?」と思っていましたが、実際使ってみるとちょうどよくて(笑)。さすが、分かってくれているなぁ!と感じます。

松永今回のオフィスビルは、オフィスの上のフロア全てを賃貸マンションにしたいという希望が最初にあり、事業性と建築コストのバランスを探りながら私たちなりのベストをご提案させていただいていますが、そちらの入居状況はいかがですか?

德山様ありがたいことに建物の完成前には部屋はすべて埋まっていました。その後2件ほど転居がありましたが、その部屋もすぐに借り手がついて。事業性や経済性もしっかり考えて設計してくださっているのがありがたいですね。

#03 これからの展望について

ー これから挑戦したいと考えていることはありますか?

德山様従業員も増えて事業が広がっていき、オフィスビルも新しくなりました。これを励みに今後ますます地域の皆様のお役に立てるよう頑張っていきたいですね。今のお客様の次の世代、さらにまた次の世代と、時代を越えて愛される住宅会社であり続けたいと思います。

松永太陽ホームズ様では今後どのような家づくりに力を入れていきたい、というお考えですか?

德山様そうですね。やはり少子高齢化の時代ということもあるので、できるなら2世帯、3世帯のご家族が一つ屋根の下に暮らせるような、そのような家を当社で提供していきたいです。

松永それは素晴らしい理想ですね。

德山様ありがとうございます。

松永ラフトでもぜひまたお手伝いさせてください。今後ともよろしくお願いします。

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